オデッセイ
こんにちは。
ヴォイストレーナーの美央です。
オデッセイ、観ましたか?
私はずっと観たかったのですけど、タイミングがなく、この週末にやっと観ることができました♪
凄く考えさせられる映画でした。
あ、ネタバレとまではいきませんが内容に響くので、検討中の方は、少しスルーして下の方だけ読んでね。
とにかく登場人物の考え方は本当に参考になるなと映画観ていたはずなのに、勉強していたような気分でした。
オデッセイは、火星に独りきり残されたマークが地球に戻ってくるまでのサバイバルを描いているわけだけど、あのサバイバルの感覚というのは、「殺るか、殺られるか」以外の何物でもなく、
そして、マークはたった一つ観えるか否かの希望だけを頼りに、諦めずに火星での日々を過ごしている。
鍵は、その中でいかに状況を客観的に観ることができ、行動を起こせるか、
これって、サバイバルな状態じゃなくても、常に私たちの生き方、選択の仕方として参考になると思う。
冷静なジャッジ、閃き、そして、それを実行する行動力。
また、救出作戦中のルイスさんのあの決断力、そして「リスク」は行動をおこしてから考える姿勢、チームへの言葉は成功する人の考え方そのものだとはっきり言える。
「やるしかない」
この気迫って大事。
私もこうして映画を観て感動したからには、よりスピーディーに決断・行動していこうと思いました。
演奏する時、私たちは早い判断・行動が求められます。
もちろんジャンルにもよりますが、特に歌い手は、いかなる時であろうと、早い判断力と行動力が物を良い、自分の実力を倍増させます。
周りの状況判断を欠かすとピッチやリズムがおろそかになりますし、強弱やテクニック的な表現は楽器隊に合わせてその時点での最高の表現をしていく必要があります。
その時、その時、自分の中で共鳴しているものを込めるのですから、考えている暇はありません。
音楽は最も神に近い芸術と言われています。実体がなく、命そのものであるからです。
上記のような状態をキープしながら歌えると、簡単に半トランス状態やゾーンに入る事ができます。
自己満足に浸っている状態とは感覚が全く異なります。
自分でありながら、自分ではない状態
ただ一体となる感覚
病み付きです♡
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美央 ヴォイストレーナー 歌うということを通して、自分を見つめなおすという活動をしています。
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