○○のように扱いなさい。PART.1

スパルタヴォイスコーチ、美央です!(あ、ついに自分で言ってしまった!)

ヴォイストレーニングを生徒さんに施すようになってから、今月で半年になります〜。
まだまだひよっこコーチですが、それでもいろんな方に関わり、いろんな方の変化を間近で見せていただけることには、本当に感動の連続です。

これからもスパルタ力を向上させつつ(違うか?w)色んな方と音楽の素晴らしさを分かち合っていきたいと思います。

さて今日のタイトルは:○○のように扱いなさい。です。

実は今日、とても大切な友人が所属している合唱団のコンサートに行って参りまして、


彼女と最初に会った場所は、スピリチュアル系のセミナーでした。

というよりも、まず会場に向かう前に乗ったバス…を待っていた際の列の並びで彼女を知ったのです。
人見知りをされる方ですが、とっても可愛らしく笑う方だな〜、なんて思っていたら、その後あれよあれよと仲良くなるうちに、合唱団に入っていると教えてもらい、今日コンサートを聴きにいってきました。

堂々と歌う姿は本当にキレイでかっこよく、とっても素敵でした♡
やはり大きいコンサートホールで歌うというのは、格別の気持ち良さがあるものです。
私も以前ホールで歌ったときの感覚を、客席で思い出していました。

今日の演奏中は、オーケストラの皆さんも一緒で、バイオリンやビオラやチェロなど演奏者の方々も迫力があり、弦楽器の美しい響きにメロメロの2時間半でした。

そんなメロメロになっていた頃(笑)ふと、昔バンドメンバーが言ったひと言を思い出したのです。

楽器は自分の恋人のように扱うんだ」と。

これは、楽器の演奏者であるならば、誰しも知っている言い回しであり、誰しもがそのように楽器を愛しています。

スポットライトがあたる弦楽器や管楽器は本当にキレイにピカピカに磨かれていて、今日の演奏者の方々もそれはもう楽器を「恋人」のように扱っているんだということが一目瞭然でした。

なので、もし気になる異性が楽器を演奏するのであれば、楽器の扱い方をちょこっと覗くと…今後の参考になるかもしれませんね☆☆

なんていうのは、半分冗談・半分本気ですが(笑)

面白いもので、歌い手・歌手から同じ言葉が出てきたことは、私の経験上一度もありません。








ボーカリスト・歌手にとって楽器とは自分自身を差します。それも、弦を変えるようなことも出来なければ、改造することも出来ないわけです。
声帯は現代西洋医学では傷が付いたら二度と戻らないと言われています。

それなのに、ボーカリストや歌手は自らについて、演奏者と同じように発言することはなく、むしろ自分には関係がないかのように振る舞っているのです。

ここまでである程度、お察し頂けると思いますが、
日頃、どれくらい自分のことを大切に出来ているか、これだけで私たちの声というものは、質が変わってきます。

「お仕事忙しいみたいだけど無理してない?」
「つらかったらいつでも言ってね。」
「あなたのことを大切に思っているよ」

あなたはどれくらい、恋人に声をかけるように、自分を扱っていますか?
歌う方も、そうでない方も、良ければ一緒に少しだけ考えてもらえたらと思います。

次回は、私が大きなスランプにハマっていたころのお話をしたいと思います。
まさに、「恋人のような扱えなかった」時の私自身です。


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ABOUT THE AUTHOR

美央 ヴォイストレーナー 歌うということを通して、自分を見つめなおすという活動をしています。

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