アートの発展とお金についてぼやく。

アートの発展に欠かせない存在があります

あ、お久しぶりです。
ボイストレーナーの美央です。

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2/22(水)ライブやります。



19:00〜 池袋only youにて
チケット:1000+1ドリンク もしくは、1000+飲み放題
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アート、文化的な存在たちが、発展していく上で欠かせないものというのが、実はお金・資金であります。

これは、時代が変わっても、ずっと変わらないのです。
生活する資金に始まり、アートを発展していく上での経費的な資金。

これらは、いつの時代も必要でありました。

ルネサンス期の画家や、音楽家はどのようにその資金を調達していたのかというと、
パトロン制度というものが、存在し、富豪や、貴族・王族がお金をかけて、文化の発展というものに貢献してきました。

レオナルド・ダ・ヴィンチしかり、ラファエロしかり。。。
また音楽でいうと、宮廷音楽というものも存在します。
お抱え音楽家です。

文化の発展とは、即決してお金になることはありません。
なので、そこに起きるべくして起こることが、
先行投資
なわけです。

パトロン制度において、先行投資を行なった人たちは、
自分のお抱えの画家やアーティストたちが売れていくことにより、より知名度をあげ、
地位や、名声を確立していきました。

「自分には、先見の明がある」
ということを誇示する機会にもなったわけです。


現代社会において、アートというものは、お金になりません。(言い切っていいと思う。)
音楽はその中でも、よりお金になりにくいものではないかと思います。(色々な側面があるとは思うけど)

また、お金にならないどころか、アーティスト以外が、パトロン制度などを活用し、自分の能力を示す機会にすらならないことにも、問題があると言えるでしょう。

話は変わりますが、
文化の発展はどのような時期に行われてきたのか。
というと、
もうお判りだと思いますが、経済と文化の発展はリンクしているのです。

不景気であったり、混沌とした社会、逆に景気が滞りなく平和すぎる時期。
これらの時代で、文化は発展しています。
いずれにせよ、経済の世界において、成長期ではない時期にこそ、文化は発展してきたのです。
これは、我々の社会において、物質的な豊かさに疑問が生じたときにこそ、人間は文化(芸術、音楽、小説など)に<何か>を求めている証拠なのではないか
ということが私の個人的見解であります。

今後経済的な格差や、二極化が進むといわれておりますよね。
文化的な発展には、実はピンチにみえて、チャンスの時であることは確かです。

ですが、話は最初に戻ります。

そうです。芸術家にはお金、そして資金提供者が必要不可欠なのです。

芸術家が政治や経済に首をつっこむと大変なことになります。
文系の人間が、超高度な物理学研究所に配属なるレベルです。

私は、芸術家は、ひたすら自身の芸術性を昇華することにエネルギーを費やした方がいいと思うし、
私は、そういう人たちのサポートをしていきたいわけだけれど、

何を言いたいのかというと、
今チャンスだけど、パトロン制度などがない今、どうやったら個人の芸術家たちが、資金を集められるのかね?
また、発展していけるのかね。
ということ。


あまりにも、埋もれている才能が多すぎるのです。

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ABOUT THE AUTHOR

美央 ヴォイストレーナー 歌うということを通して、自分を見つめなおすという活動をしています。

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